個人的に好きなクラスター社のslackカルチャー4選
この記事はクラスター Advent Calendar 2022 22日目の記事です。
昨日の記事はtharaさんの「子育てとclusterとキャリアパス」でした。子育て・遠距離リモート・キャリアの話、色々と考えさせられますね。
こんにちは、2022年2月22日(スーパー猫の日!1)にクラスター株式会社(以下、クラスター社)にJoinしたamanatsu-knitです。 会社ではacchiと名乗っています。 前職ではスマートフォン向けのゲームを制作している会社に勤めていましたが、今はメタバース業界にいます。
普段はテクニカルアーティスト(クラスター社のnoteに寄稿したお仕事内容の記事)をしています。
が、記事の内容はあまりそれとは関係ありません。
はじめに
感染症の影響でリモートワークが主流になってから暫く経ち、「チャットの使い方」について考えることが多くなってきたのではないでしょうか?
クラスター社ではスタートアップ組織の一体感とリモートワークの柔軟性を両立するため、職種に応じて月1、週1、週3出社という3つのワークスタイルが併存する体制を導入しています。
そのため、日によって出社している人とリモートで働いている人の割合が変わり同期的なコミュニケーションが難しいケースも発生するため、 非同期的なコミュニケーションを取れるチャット(slack)は欠かせないツールになっています。
そこで、この記事ではslackアナリティクスにおける直近30日間の投稿メッセージ数が常に上位にランクインしており、 社長の加藤さんから「slackをTwitter化している」と言われた私の視点から、「個人的に好きなクラスター社のslackカルチャー4選」についてお話をしようと思います。
※あくまで「カルチャー(主観)」についての話であり、「運用ルール」のような話とは別物であるということをご留意ください。
slackカルチャー①: 殆どのチャンネルはjoin自由
クラスター社では秘匿性の高い情報を扱う場合を除いて殆どのチャンネルに自由にjoinできます。 また、秘匿性の高いチャンネルであっても正社員であれば入社時にアサインされるという徹底ぶりです。
理由は恐らくクラスターカルチャーの4番「風通しのいいオープンな会社にしよう」というところから来ていると思われます。
「風通しのいい」を感覚的でなく仕組みで実現出来ているのは素晴らしいなと思いました。
メリットとしては本来自分の業務とは関係のない仕事をしているチャンネルを覗くことができ、今どんなものが開発されているのか何となく雰囲気を知ることができます。
また、何か困ったことを呟いておくとどこからともなく人が飛んできて助けてくれるケースがあります。(もちろん逆に困っている人を助けに行くケースもあります。)
デメリットとしてはあれやこれやと興味本位でjoinしまくっていると参加しているチャンネル数が無暗に増えてしまうため、適度にセクションを作って整理したり必要に応じてleaveする手間があることでしょうか。
slackカルチャー②: らんだむチャンネル
slackではデフォルトで「random」というチャンネルが一番最初に作られますが、クラスター社ではrandomとは別で「#〇〇_らんだむ」のような名前で部署ごとの雑談用チャンネルが作られています。
一見その部署のメンバー専用の雑談チャンネルのように見えますが、slackカルチャー①で述べた通りチャンネル参加は自由なので話題さえあれば部署関係なく人が集まって雑談が盛り上がっています。
(ちなみに中でも一番の盛り上がりを見せているのはエンジニア組織のらんだむで、私の主戦場でもあります。)
一方でデフォルトのrandomでは普段は特定部署に関わらない様々な話題が展開されているのですが、 最もヘビーに活用されるのは週に1度行われる「全社会」のタイミングです。
全社会というとお堅い雰囲気で会社の状況や難しい数字の話などを静かに聞くようなイメージがあるかもしれませんが、 クラスター社ではrandomチャンネルを最大限に活用して賑やかな雰囲気の中で進行されます。
全社会の雰囲気を盛り上げるための工夫の一例として、会の冒頭で人事がアイスブレイクのテーマを出してそれについてチャットに書き込むというものがあります。
例えばこれは「忘年会のゲームの景品でもらったら嬉しい物」というテーマの時のチャットの光景です。
この後も役員が話している真面目な内容についての感想が書き込まれるなど、まるで動画配信サービスのコメント欄を眺めているような感覚になります。
ちなみにこの「全社会中のチャット書き込み」は私が入社した当初はzoomのチャット欄で行われていたのですが、 私が何気無く「zoomだと消えちゃうからslackでやりませんか?」と言ったところから今の形になりました。
何気ない発言から会社のカルチャーになっていくのは面白いですね。
slackカルチャー③: clubチャンネル
クラスター社には社員間の交流を目的とした「clubチャンネル」という業務とは関係のない趣味等を共有するためのチャンネルがあります。
clubチャンネルを作るにあたって特に決まったルールなどは存在せず、らんだむチャンネルで話題になって生まれるケースや、 先にclubチャンネルを作ってから「こんなチャンネル作ったので来てね!」と布教することで同志を集めるケースなど、かなりカジュアルに運用されています。
前職ではこういった事をしたい場合にslackとは別の社内用SNSサービスを使っていたのですが、クラスター社ではslackだけで上手く完結出来ているので何気に優れたカルチャーだなと思いました。
slackカルチャー④: emoji通知チャンネル(リアク字チャンネラー)
クラスター社ではリアク字チャンネラーを活用して特定のemojiがリアクションされたメッセージが通知されるだけの部屋が作られています。
クラスター社ではリアク字チャンネラーは基本的にエンタメ要素として運用される事が多いのですが、極稀にこの仕組みが業務に生かされることもあります。 たとえば#クラスター社の日常 の4コマ漫画が良い例です。
これが、
こうなります。
※どれが最初が良いかは諸説あります#クラスター社の日常 pic.twitter.com/ezIyO1NWfy
— クラスター株式会社 (@cluster_corp) 2022年11月21日
クラスター社の日常4コマ漫画は本当にクラスター社の日常がベースになっているということがお分かりいただけたでしょうか?
おわりに
この記事で挙げたチャットの光景はクラスター社のほんの一面にしかすぎませんが、社内の雰囲気を何となく感じていただけましたでしょうか。
これがきっかけでクラスター社に興味を持っていただけたなら幸いです。
明日の記事は@anoriqqさんの「なんか」です。お楽しみに!
- 22日目の記事を選んだ理由もここからきています。↩